亮の介護士日記

介護士1年目亮です。このブログでは介護の魅力、体験した出来事などを紹介します。

グッとくるものがありました。

みなさんこんにちは。

少し前、11月末か12月の上旬の頃の話になるのですが、こんなことがありました。

 

新しく女性の方が入所されました。

その方は失語こそあり終日オムツで介助も必要な方でしたが、フロアまで起きてきてみなさんと食事をされ、夜間等起き上がり行為もあったので少し注意しておかないといけないくらい、特に元気がないというわけでもないような方でした。

 

ある日の午後、ご家族様が面会に来られました。

その時はコロナも感染が縮小されている時期でもあり、色々と条件はありましたが面会が可能な時期でした。今はまたもう止まってしまっています。

 

ご家族様が入居者様とお話をされ、時間になりましたのでお声かけをしご家族様は帰られました。すると30分もしないうちに看護師さんがステーションへ来られ、

「先生呼んでください。」と。

 

そのまま入居者様は亡くなられました。

 

私が直接お話をしたわけではありませんが、

「今日面会に来たのはお母さんに呼ばれてきたのかもしれませんね。」とご家族様はおっしゃられていたそうです。

 

もちろんこんなご時世でなかなか面会自体もできなくて、少し前まではオンラインの面会のみというような状況でしたので実際にお会い出来て非常によかったです。

ですが死に目には会えませんでしたので、ご家族様はその点どう感じたのはわかりません。もしかしたら死に目に会えなかったことを悲しく思っていたかもしれません。

 

僕自身少し似た経験がありました。

父方の祖母が亡くなった際のことなのですが、面会で病院へ行った時に握手をしてほしいと言われたことがあり、握手をしたことがあります。そしてその晩祖母は亡くなりました。僕も死に目には会えませんでした。

 

先日観たドラマでちょうどリアルタイムなものがありましたが、動物は本能的に自分が死ぬところを他に見られたくない、自分の弱いところを見せたくないという部分があるようです。

 

自分の祖母も入居者様もそうですが、家族に最後に自分の弱い部分を見られたくないというプライドとか意地だったりなのかもしれないと思い、死に目に会えなくて悲しいと感じる部分もあるかもしれませんが、ただただ悲しむだけではなく尊重してあげるべき点もあるのかなと感じました。

 

ですがただただ単純に最後に自分の娘に会えて安心したのかなとも思うと、なにかグッとくるものがありました。

 

こんなご時世でなかなか会えない状況だったからこそというのもあるかもしれませんが、少しでも早くコロナが終息して、自由に面会ができるようになることを願うばかりです。